幼児教育
幼児教育とは?
幼児教育とは、本来は入学前の教育のことを指します。学校教育の初等教育(小学校)より前の段階にある教育のことです。
ですが、最近では、幼児を対象とする英語やピアノ・ヴァイオリンなどのおけいこから英語教室や才能開発などの勉強が「幼児教育」ととらえられています。
本来の幼児教育とは上記のような知育だけに偏らず、子どもの成長にそって、子どもの本来持っている生きる力を引き出す手助けをするものです。
大切なことは「知恵のある、情緒豊かな子」を育てることです。この知恵とは、考えたり、工夫したりして何かを創りだす力のことです。
脳の刺激というレベルで幼児教育を考えると、座って知識だけを与えることが幼児教育でないことがわかります。
体全体を動かす、手先を動かす、自然に触れる、いろんな人と関わる、良い絵本に触れて体も心も育て充実した人間に育ってほしいものです。
幼児教育の効果
どうして、幼児教育がいいのでしょうか。
それは近年の脳の発達についての研究がすすみ、その仕組みがよくわかってきたからです。
生まれたての赤ちゃんはシナプス(脳の伝達細胞)がほとんどないのですが、早期に幼児教育をすることで、脳の伝達細胞であるシナプスがどんどん増えて、そのネットワークが強化されることがわかったからなのです。
また、よくあるのが幼児教育というと、親御さんは構えてしまってどこかへ習いにいかなければ、幼児教育をしてないと思ってしまうかもしれません。本当はそういうことだけでなく、赤ちゃんにお乳を飲ませながら話しかけるなどの脳への刺激も幼児教育と言えます。
幼児教育を始める年齢
幼児教育を始める年齢はどんどんエスカレートしてきて、すごいところでは生まれる前の胎教から始まっているという幼児教育法もあります。
なぜかと言うとお腹の中でも外的刺激によってシナプスが増えるからという説が根拠となっているからです。
子どもの脳は胎児期から発達しているので、妊娠中の女性の食生活や喫煙、飲酒が胎児におおいに影響があるように、妊娠中に母親がお腹の子どもに絵本を読んだり、音楽を聞かせたり、話しかけることから、外的刺激を与えて、脳に刺激が伝わりシナプスの増加へ影響するのでしょう。
実は、脳細胞の発達から幼児教育を始める時期を考えると、受精から誕生までに、成人と同じ神経細胞がつくられ、3歳で80%完成します。この数は以後、減ることはあっても増えることはないそうです。
ただ、あまりにも小さいときから始めると赤ちゃんはしゃべらないので、きっちりと脳には刺激が伝えられているのかどうか判断しにくいと思います。
しかし、実際には、刺激を受けているからこそ笑ったり、話し始めたりするのです。ですから早期に教育をすることで脳のシナプスは増えていっています。
