学習指導要領
学習指導要領の過去の大幅改訂
学習指導要領は、ほぼ10年ごとに大きな改訂が行われてきました。
学校週5日制の実施や学習内容の3割減などに象徴される「ゆとり教育」の重視は特に議論を呼び、「子供を公立学校に通わせたら、学力が低下する」という危機感から、自分の子供を学習塾に通わせたり、学習時間が公立よりも長い私立校を受験させる親が増加するという現象も起こりました。
また、「学習指導要領の改訂によって、円周率が3.14ではなく“3”になる」といった報道による騒動もありました。
あとは、2002年度から全面的に実施されている学習指導要領においては、実社会で役立つ問題解決能力を育てる「総合的な学習の時間」という体験学習が設けられたことや、希望によって選択できる授業内容が増えたことも、大きな変化として挙げられます。
これらの指導要領の改訂が、今後の子供たちの学習能力においてどのような結果を生むか、教育界だけでなく、小学校〜高校生までの子供を持つ親からの関心が高まっています。
学習指導要領とは?
学習指導要領とは、文部大臣が公示する、小学校・中学校・高校などの教育課程に関するの基準となる文書のことで、教科書を編集する際の基準にもなっています。
学習指導要領は、文部科学省のサイトでも公開されているので、だれでも手軽に見ることができます。
2003年には、文部科学省によって「学習指導要領はあくまでも目安にすぎない」という趣旨の改訂が加えられましたが、学校の裁量に任される部分も大きくなったことによって、学校間での習熟度の格差や、受験戦争の過熱等も懸念されています。
